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フリーページ工房の漆1.jpg 大森俊三.jpg飛田さん.jpg

契約の漆掻き職人さん 岩手県二戸市浄法寺町/大森俊三さん、大森清太郎さん

           茨城県久慈郡大子町/飛田祐造さん

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和×和の2011年度発表の作品は、主に以下の3つの国産漆をメインに使っています。「国産漆」と一口に言っても、産地や採取時期、漆掻き職人さんによって漆の微細な雰囲気の違いがあるのはご存知でしょうか。

工房では、その個性を生かしてものづくりをしております。

今年の作品のテーマは、「純粋でなおかつ日常的」

今まで個性的すぎるテクスチャのうつわの発表が多かったのですが、日常的に取り合わせやすい表情の漆の樹液をチョイスしてまとわせました。

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和×和シリーズでは、主に下記の漆を使っています。

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2008年 茨城産

飛田祐造さんの盛辺 生うるし

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IBARAGI2008_.jpg

2008年産、茨城県で採取された飛田祐造さんの漆です。盛辺 (さかりへん)、つまり真夏の一番暑い時期の樹液です。

写真は、生うるし(加熱精製していない、なまの漆のこと)の状態。低湿度で安定してよく乾き、よく締まる漆なので、下地や中塗りに重宝しています。この和×和シリーズのオープニングシーズンのうつわは、この漆を中心に下地や中塗りをしています。目立たない仕事ですが、縁の下の力持ちの漆です。

なお、2009年度産の茨城産漆は、天日クロメ(太陽光で手動で精製すること)を行って中塗り〜上塗り漆となっています。生うるしの時は、マイルドで穏やか・個性はあまりない漆だったのですが、天日クロメ後は浄化され、さらさらの漆になりました。この漆の塗り肌は、上品でやや辛口、少し趣味性の高い表情を持っています。かなり赤みを持った色に乾きます。 和×和シリーズの中では、お箸の上塗りに使用しています。

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2008年 岩手産

大森清太郎さんの盛辺 天日クロメ漆

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和うるし工房あい 2008年産 大森清太郎さん盛り漆 天日精製.mov 天日精製

主にお椀、皿の上塗りとして使用している漆です。

漆じたいの匂いが少なく、マイルドでのしのいい(塗りの刷毛あとが残りにくい)漆で、ややツヤありのやさしい塗り肌に乾く漆です。

乾くと、淡い赤〜やや黄の色味になります。

上記の写真は、2010年の8月15日に天日クロメ(太陽光で手動で精製すること)を行っている様子。※レポ 国産漆のマニアックな表情をとことん活かした塗り肌のうつわを多々作ってきた工房では珍しく、主張しすぎない優美な塗り肌をもたらすこの漆は、貴重な存在です。

初めて国産漆のお椀を手にする方には、ぜひおすすめしたい漆です。

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2009年 岩手産

大森俊三さんの末辺 天日クロメ漆

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国産漆の天日精製(大森)

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大森俊三末辺漆2

この三つの中で、最上品位の漆です。

職人歴60年以上のベテラン漆掻き職人・大森俊三さんの秋に採取した漆で、これも天日クロメを行い精製漆にしました。一番やわらかくキメ細かく、透明度の高い漆です。乾いた色は淡い黄色、半ツヤ消しの塗り肌になります。

匂いは特に少なく、非常に上質の漆です。

国産漆といっても、このランクの漆はそう手に入りません。かなり特異な表情の塗り肌になるので、初心者向けのうつわには向かないかもしれないと思っています。気まぐれに、登場する予定です。ときどきチェックしてください。

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むぎ検品.jpg

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